当店は、明治元年生まれの初代芝田常松が、明治２７年（１８９４年）和歌山県田辺市上芳養にて菓子の行商として営業を始めました。
菓子販売の傍ら梅干しの製造を行っておりましたが、明治４０年ころ梅干しの需要が増えたことから、梅干しの製造を拡大し、いち早く関東方面への販売を始めました。その当時は白干梅をタルで販売していましたが、一般家庭向けに小分けした袋詰めの商品をはじめ、その後パック入りの商品や、うす塩味梅など塩分を控えた梅干しや味付けをした梅干しの製造へと変わってきました。
当店の代表ブランドである「夢想梅」は「夢に想うくらいおいしい梅干し・食べたい梅干し」という意味で、自園の梅林で丹精込めて育て、一粒一粒に真心を込めて作った梅干しを、多くの方々に召し上がっていただき、喜び楽しんでいただける商品でございます。
日本の伝統食である梅干しの良さを皆様にもっと知ってもらいたい、ひいては海外から来られる方々にもご満足頂けるよう、１２０余年続いてきた当店の伝統製法を継承していきながら、「安心」「安全」な商品をご提供できるよう邁進していく所存です。